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一次創作ブログ

新版登場人物紹介:マッドドッグ・コール

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名前:ヴィンセント・コール/Vincent Coll
通称:マッドドッグ(Maddog)
性別:男
身長、体重:168㎝、60㎏
血液型:B型
出身地:アイルランド
誕生日:7月20日

所属:フリー
愛用拳銃:グリセンティ M1910
酒、タバコ:○、×
髪の色、瞳の色:銀、金
一人称、二人称:俺、てめぇ
主な登場部:本編1部、2部

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どの組織にも属さないフリーの殺し屋。
本編1部ではマランツァーノ及びマッセリアに、
本編2部ではダッチに雇われチャーリーの命を狙う。
性格は非常に短気で気性が荒い。
腕はあるが命令無視の派手な個人プレーを好むため
雇い主たちからは総じて扱いづらいと評されている。
過去にマッセリアの命令で当時チャーリーらが所属していた
ロスティンファミリーのボス アーノルド・ロススタインを殺害している。
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◆本編1部のイメージ曲:「マルドゥック・スクランブル 」より『Babel』





【ヴィンセント・“マッドドッグ”・コール】(1908-1932)

1920~30年代にかけて、ダッチ・シュルツ、レッグス・ダイアモンドと並んで
ブロンクス三凶の殺し屋と称されたアイルランド系ギャング。
ニューヨークを支配するコーサ・ノストラの
大物マフィアの一人サルヴァトーレ・マランツァーノに雇われ
若手マフィアのトップ ラッキー・ルチアーノの命を狙ったことでも有名。

1908年アイルランドに生まれ、
翌年家族と共にニューヨークのブロンクスに移り住んだ。
幼くして両親と親代わりの姉を失い、
兄ピーターと共に知人の家や保護収容施設を渡り歩く極貧の少年時代を過ごす。

1927年頃からコールはブロンクスを支配していた
ダッチ・シュルツの仲間に加わり彼の用心棒として雇われた。
その腕を買われ戦闘員としても活躍しシュルツに高く評価されていたが、
一方で街中でマシンガンを派手に無差別に撃ち回るなど
市民や警察の目を引いてしまう行動が組織の中で問題視されていた。
やがて、兄ピーターと共にシュルツに反旗を翻し組織の乗っ取りを企み始める。
この抗争の中でピーターをはじめ双方に20を超える犠牲者が出た。

シュルツとの戦闘資金を得るため、
大物ギャングの部下を誘拐し身代金を奪うなど
コールの行動は次第にエスカレートしていった。
当時シュルツの強力な後ろ盾でありコールの誘拐騒動の被害を受けていた
大物ギャングの一人オウニー・マドゥンは
コールが身代金要求の電話をかけてくる電話ボックスの場所を
シュルツに内通し彼の部下をその場所に向かわせ
コールに数十発の弾丸を浴びせて殺害させた。(満23歳没)

ダッチ・シュルツはコールの葬儀に
「ある男たちより」という匿名の献花を送ったと云われている。
コールの遺体はセント・レイモンド墓地に眠る兄ピーターの隣に埋葬された。


◆ヴィンセント・コールを取り扱った作品
・映画『モブスターズ/青春の群像』演:ニコラス・サドラー
・映画『マッドドッグ・コール/暗黒街の掟』演:クリストファー・ブラッドリー
etc.