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一次創作ブログ

【MOBSTERS】ネタノート(4)



本日から四代目に移行します。
新規のネタを追記したら随時この記事のコメント欄でお知らせします。
ネタノートの詳細につきましては(1)をご覧くださいませ。

【2016.02.18】




【4月26日更新/物覚え良いor悪い】

◆チャーリー
⇒悪い、特に自分に都合の悪いことや
厄介事に関しては本能的に寝て忘れようとする。

◆マイエル
⇒良い、良すぎて忘れたいことまでいつまでも
鮮明に覚えていてしまうタイプ、根に持つタイプとも云う。

◆ベニー
⇒女絡みのことなら忘れない、
趣味趣向から香水の香りにリップの色まで覚えてる、
仕事関係は祿に覚える気もない。

◆フランク
⇒良い、一見聞いてなさそうで耳に入ること全部把握してる、
目が悪い分耳で覚える癖がある。

◆レプケ
⇒覚えるのは早いが忘れのも早い、
自分の中でもういいやと思った記憶や
不必要になった技術・知識はさっさと抹消してしまうタイプ。

⇒悪い、特に細かい事が理解できないので何でも力任せに解決して
これでいいんだろと周りを無理矢理納得させるタイプ。

◆カルロ
⇒決して良くはないが努力でそこそこカバーしてる、
よくメモを使うがみみっちいことやってんじゃねぇよとアルバートに破かれる。

◆サマンサ
⇒良い、自分の事は勿論レプケが人の話を一切聞いていないので
彼が右から左に受け流した分までしっかり把握している。

◆エイブ
⇒良い、脳だけでなく五感全ての記憶力が良い、
多分殺した人数も殺した時の感触も全部覚えてる、
その繊細すぎる感覚と記憶に苦しむことが多い。



【4月26日更新/実家に帰るor帰らない】

◆チャーリー
⇒帰らない、てか帰れない。父親は物語が始まる15年前に死亡。
母親と弟妹たちはヨーロッパの何処かで生きているが詳しい所在は不明。
つまりもうアメリカには実家らしい実家が残っていない。

◆マイエル
⇒帰らない。家族は皆健在だか仕事が忙しいと理由をつけて
(実際忙しい)ロクに帰っていない様子。
もう一つの理由はクリスマスや年末年始にも帰る実家のないチャーリーが
いつも捨て犬のような目で見つめてきてなんか帰りづらいから。

◆ベニー
⇒帰る。両親とは昔は素行不良が原因で喧嘩して家出したりもしたが、
今はそれなりに良好な関係が築けている様子
(娘たちが生まれたことで関係は尚改善されていく)。
ついでに滅多に帰ってこないマイエルの代わりに彼の実家にも顔を出している。

◆フランク
⇒帰る。父親は数年前に病気で他界しているため実家には母親が独り暮らし。
特別な日でなくても休日には妻子を連れてよく様子を見に行っている。

◆レプケ
⇒帰らない。父親は12歳の時に急死している。
故郷の北欧の実家には母親や兄姉たちが住んでいるはずだが、
15歳で家を出て20歳頃にアメリカに亡命したのを最後に
家族と連絡を取っていないので今の様子は分からない。

⇒帰る。自主的にはあまり帰らないが家族から会いたい、
相談があるなどの一報を受ければ極力駆けつけるようにしている。
両親、弟たち共に健在。

◆カルロ
⇒帰る。妻子を連れて自分の実家にも妻の実家にも頻繁に顔を見せている。
ちなみにカルロと妻のカタリーネは親戚同士で互いの実家も近い。

◆サマンサ
⇒帰らない。レプケと同じく故郷は北欧だが10代の時に
家を出て以来全く連絡を取っていない様子。
個人的な予想ではレプケの死後、
初老になった頃に故郷へ戻るんじゃないのかなぁと。

◆エイブ
⇒帰らない。おそらく天涯孤独。
皆が実家に帰って仕事がない間は朝も晩も自室のベッドに腰掛けて
瞑想に更けるか、懺悔と祈りを捧げて過ごしている。

◆ダッチ
⇒帰らない。彼は10代の時に煙のように実家から消えている。
実は両親とは子供の頃からずっとほとんど口を利いたことがない。
今も互いの所在すら知らない状況。

◆ヴィトー
⇒帰る。業界では悪名高い彼だが、
コーサ・ノストラのトップに君臨することはシチリア人最高の名誉だと
家族は彼を誇りに思っているため、
帰省時には親戚一同が集まってパーティーを開いたりもしている。

◆ヴァージニア
⇒帰らない。父親はアル中で入院、母親は蒸発してから
弟妹の世話を一手に担っていた彼女は16歳で出稼ぎのため
都会に飛び出して以来実家に帰らなかった。
もう昔の家は取り壊させていて、今弟妹たちは彼女が購入した
邸宅に住んでいるのでそこが新たな実家という形になる。



3月17日更新/レプケとその部下たち】
マーダーインクの社長レプケと彼の部下らとの相互関係をまとめてみた。

◆レプケ⇔アルバート
……からかえばからかうだけ期待通りの反応をしてくれる愉快なオモチャ。
期待通りすぎて単調で逆につまらないくらい。
弱味をチラつかせれば何でも云う事を訊く都合のいいしもべ。
実は自分の敵に値するくらいの悪人になってくれたら面白いのにと考えているが
いまひとつ黒になりきれないアルバートをもうそろそろ見限り気味。
しかし彼の覚醒は奇しくもレプケの死によって呼び起されることになる。
レプケという許し難い絶対悪の存在こそが彼の「ああなりたくない、
なってはいけない」という理性の最後のストッパーだった。

◆レプケ⇔サマンサ
……こちらもアルバート同様面倒なことを何でもやってくれる
便利なメイドみたいに思っているがアルバート程邪見にはしていない様子。
まず彼女のことは好敵手候補とは見なしていない。
というかサマンサ自身がレプケの思惑に気付いて相手にしてない。
レプケと彼女は仲間内で一番付き合いが長いため互いのことを知りつくしている。
当然サマンサはレプケが「常に好敵手に飢えそれを倒し続けることで
自分を唯一無二の絶対悪だと感じその悦楽に浸ることでしか
生き甲斐を得られない哀れな獣」だと理解している。
故に彼を殺すには彼の”生き甲斐”になる存在を途絶えさせ
自ら命を絶たすことが一番平和的解決だということも知っている。
しかし彼が暗黒街という恰好の餌場を見つけてしまった
今となってはその結末は望み薄である。
という風に彼女は常にレプケの死を望んでいるにも関わらず
自ら手を下そうとしないのは軍人時代に命を助けられた大きな恩があるから。
暗殺者である彼女だがその信条上恩のある相手に手を下すことはできない。
そして命を救われた恩には相手が死ぬまで
報い続けなければならないと自らに課している。

◆レプケ⇔カルロ
……初めて会った時から彼だけは自分の好敵手ではなく
絶対的な敵になると感じていた。
彼の中には自分が付け入ることができるような
悪の種は一切無い本物の純真だと感じ取った。
どんな相手にも精神攻撃を欠かさないレプケだが
カルロに対して行う時だけは他のメンバーの時に得られる手応えや快感はなく
逆に抵抗や違和感を感じている様子。
この頃のカルロにはまだ色々なブレがあったが
レプケの影響で倒すべき悪となってしまった
親友アルバートと戦わなければならなくなったことで
その揺るぎない信念を覚醒させるに至る。

◆レプケ⇔エイブ
……新参者にしてレプケの一番のお気に入りのオモチャ。
初めて会った時彼の背負っている闇に一目惚れした。
彼の一挙手一投足が気になって仕方がない。
だから彼にだけは全てにおいて自由を与えている。
もちろん様子を楽しみながらも精神攻撃は執拗に仕掛けてくる。
エイブはもともとレプケを調査・監視するために
ある人物によってマーダーインクに送られたスパイだったが
レプケの危険思想を目の当たりにしたことで
あくまで調査・監視という命令に逆らってでも
己が手で断罪すべきだという使命感や個人的な憎悪が増していくことになる。
結局エイブはレプケの遊び過ぎによって壊されてしまい
レプケもまたエイブとの一戦が原因で逮捕され死刑になる。
しかしレプケに身も心もズタズタにされ絶望の中で死んだエイブとは逆に
レプケは最後にエイブという最上のオモチャをぶっ壊せたことに満足し
清々しく死刑台に向かうことになるというのは何とも皮肉である。



【3月1日更新/仕事が終わったらすぐ帰るor帰らない】

◆チャーリー⇒家に帰っても誰もいないから
事務所にマイエルが残ってるなら一緒に残る。仕事はしない。

◆マイエル⇒だいたい残業がある。
自分のじゃなくて主にチャーリーとベニーの後始末。
無駄に残ってるチャーリーに手伝わないならさっさと帰れと思ってる。

◆ベニー⇒ソッコー帰る。
仕事なんかやってられん俺には大事なデートがあるんだ。

◆フランク⇒自分の仕事は必ず定時に終わられて帰る。
ただしマイエルの残業が三徹目に差し掛かると見かねてそっと手伝う。

◆レプケ⇒そもそもあんま職場に来てない。
仕事なんかなんか部下に押し付けてやらせりゃいいと思ってる。

アルバート⇒レプケが放り出した分の仕事をやらなきゃいけないので帰れない。
でも短気なのですぐ馬鹿馬鹿しくなってカルロに押しつけて帰る。

◆カルロ⇒本当はすぐ家族のもとに帰りたいのに
上司たちから押し付けられた残業が多くてなかなか叶わず。
頼まれたら断れない性格なのでいつも泣きながら深夜まで律儀に働いてる。

◆サマンサ⇒アルバート、カルロ同様レプケの押し付けられ要員の一人ではあるが
レプケの行動を熟知しているので押し付けられる前に煙のように消える。

◆エイブ⇒レプケのお気に入りの彼だけは自由にしていいよと優遇されている。
でも帰ったところで寂しいだけだから仕事をしている方が本当は気持ちが楽。



【3月1日更新/~~で○○言うと?】
※『うちの子で「○○」を言うと』というツイッター診断です

チャーリーさんなりに言い換えてみてください
1・「わかりません」
⇒「わ、かんね…(焦)」
2・「抱きしめていい?」
⇒「抱きしめたりなんかしてもいいか?ダメだよな!冗談」
3・「もう少し待って」
⇒「ちょい待ち!!」

マイエルさんなりに言い換えてみてください
1・「一緒に寝ませんか」
⇒「已むを得ん……傍で寝てやってもいい」
2・「そこにいて」
⇒「邪魔だからそこにいろ」
3・「素敵です」
⇒「だから、その…素敵だ…(小声)」

ベニーさんなりに言い換えてみてください
1・「わかりません」
⇒「さっぱりだぜ(両手を上げて)」
2・「そこをどいて」
⇒対女性「失礼マダム(笑顔)」、対男性「どけ殺すぞ(睨み)」
3・「それは秘密」
⇒「それはヒミツ(ハートマーク)」

フランクさんなりに言い換えてみてください
1・「私に構わないで」
⇒「俺には構わなくていい」
2・「そんなつもりではない」
⇒「そんなつもりじゃなかったんだがな」
3・「黙ってください」
⇒「静かにしてろ」

レプケさんなりに言い換えてみてください
1・「もうすぐ時間です」
⇒「そろそろ時間だよ○○(名前)」
2・「我慢できない」
⇒「そういうのって我慢できないんだよね…!(暗黒笑み)」
3・「きみは自分だけのもの」
⇒「君は僕だけのオモチャだから、ね?」

アルバートさんなりに言い換えてみてください。
1・「それをください」
⇒「そいつをこっちによこせ!(イライラ)」
2・「黙ってください」
⇒「黙らねぇとぶっ殺すぞ!!(イライラ)」
3・「気持ちいい」
⇒「悪くない、良い気分だ(イライラ)」

カールさんなりに言い換えてみてください
1・「羨ましい」
⇒「羨ましいです」
2・「これをあげる」
⇒「あの、これ…よかったら貰ってくれませんか?」
3・「一緒に寝ませんか」
⇒「えっと…もし迷惑じゃなかったら僕の隣……(小声)」

サマンサさんなりに言い換えてみてください
1・「今何処?」
⇒「今どちらに?」
2・「ここにいます」
⇒「ここにおります」
3・「私に構わないで」
⇒「私のことは気になさらなくて結構」
※対レプケ用。対その他ならもう少し砕けた感じ。

エイブさんなりに言い換えてみてください
1・「どうしたらいい?」
⇒「私は何を為すべきなのか」
2・「黙ってください」
⇒「あなたの言葉はもう訊きたくない」
3・「ずっと一緒にいて」
⇒「行かないで」



【3月1日更新/三行でわかるモブスタメインキャラ紹介】

チャーリー・ルチアーノ
■主人公なのに未だ主人公らしいところを一度も見たことがない主人公
■腹下し天然パーマ
■何でも世話を焼いてくれるマイエルを女房と勘違いしてる間に婚期を逃した

マイエル・ランスキー
■ルチアーノファミリー財政顧問
■残業のストレスで髪が少ない
■実は一番漫画や小説の中で「殺す」と発言している回数が多い

ベニー・シーゲル
■自称・世界中の女性を悦ばせるために生まれたきた男
座右の銘「女に優しく、男は糞」
■ヴァージニアのためなら死ねる

フランク・コステロ
■事務所の隅で新聞読んでる人
■ピンチになったら助けてくれるけどピンチじゃないなら別に助けない
■昔は痩せてた

レプケ・バカルター
■純粋悪の人格破綻者
■口を開けば喋った分だけ相手を不快にさせる才能の持ち主
■見た目は可愛いお人形、中身は性格の悪いおっさん

アルバート・アナスタシア
■筋肉要員
■全米苦労性キャラ決定戦においていつもマイエルと一、二を争っている
■デカっ鼻の男が嫌い

カルロ・ガンビーノ
■世界中の理不尽を独りで背負っているような不幸体質
■お願いだから家族のところに帰してほしい
■筋肉要員に嫌われてるデカっ鼻

サマンサ・レヴィン
■マーダーインクの紅一点
■男装と女装のリバーシブル
■社長に忠実な秘書の振りして陰ではあんな男早く死ねばいいのにと思ってる

エイブ・レルズ
■ストロベーリー&ブルーベリー
■疲れた時と寂しい時は甘い物
■髪型は狂ってるし胸元ガラ空きだけど人目を引くつもりは一切ない




【2月18日更新/カルカタ夫婦+アルバート

夫婦間で「どっちが先に惚れた」って話題で
「お前が先だろ、だから仕方なく結婚してやったんだ」
って喧嘩がよくあるけど、カルロとカタリーネはどっちも「自分が先だった」
と恥ずかしがりながら言い合って譲らない。
本当は二人とも見合いの席で同時に一目惚れだった。

二人は一応子供の頃から幼馴染みで一緒に遊んだりはしてたんだけど、
二人とも性格がぽわぽわしてたからか恋愛感情っていうのは当時全く無かった。
見合いの話がきて10年ぶりくらいに再会しその時初めてお互いに惚れ合った。

当時カタリーネに対して恋愛感情があったのはむしろアルバートの方。
彼はイタリアとアメリカを行き来してたカルロと違って
少年時代アメリカに渡って以来カタリーネとは会ってなかったし
次第にそんな淡い恋心も忘れていった。
ただ今でもアルバートが幸せであってほしいと願う唯一の女性である。



【2月18日更新/云いたいことも云えないこんなベニー】

ベニーは女性に対して暴言は吐けない。吐けないんじゃなくて吐けない。
もっともベニーが暴言を吐きたくなるほどの女性と云えばかなり親密な女性、
妻のエスタか愛人のヴァージニアくらいだが。

特にヴァージニアとの喧嘩は日常茶飯事なわけだが、
口論がヒートアップしだすとベニーに不可解な現象が起きる。
音声が強制ミュートになるのだ。
なので周囲から見れば謎のパントマイムをしてるように見える。
当然ヴァージニアもわけがわからずポカン…。

後日マイエルにあの現象は何かと尋ねると、曰く「ベニーは女性に対しては
自分がどんな侮辱を受けようと一切汚い言葉を吐けない。
だから頭で云ってやろうと思っても体が拒否反応を起こして声が出なくなる。
その音声が途切れてるところは本当はインランとかアバズレとか
ふ●っくゆーとかその類のものが入ってるんだろう」らしい。

女性に対しては紳士的にならずにはいられない
云いたいことも云えない不憫な体質だが
本人は「おかげで女性を傷つけずに済む」と満更でもない様子。
その代わり男相手なら100倍の暴言で返す、4分の3殺しのおまけ付きで。



【2月18日更新/幻の7部】

『MOBSTERS 7部』というより『MOBSTERS 2nd』と云った方が正しい。
その昔チャリーらの次の世代が活躍する1970年代以降の物語を考えてた。
主人公はヘンリー・ヒルとサミー・ザ・ブル、
1st世代からカルロとマイエルが再登場の予定だった。

物語は映画『グッドフェローズ』(1990)と
コーザ・ノストラ』(1998)を参考にして、
ヘンリーとサミー二人のアウトローが出会い親友になって、
やがてそれぞれがFBI側に寝返り
マフィアを裏切るまでの流れを描くつもりだった。

始まりは妻と友人の墓参りに行く途中でチンピラに絡まれてる
年老いたカルロをサミーが助ける場面から。
しばらく後働きが認められ正式にマフィア入りして
ガンビーノファミリーに配属されることになったサミーは
ボスのカルロと再会、その時彼の正体を知る。

カルロはもうこの時期かなり体を壊していて余命僅かだった。
結局サミーも次にカルロと会うのは彼の葬儀の席となった。
その後は史実通りガンビーノファミリーの二代目ボスとなった
カルロ義弟のカステラーノを暗殺したり、
それに取って代わった三代目のゴッティを裏切ったり。

サミーはわりととんとん拍子で
マフィアの組織に入りアンダーボスまで一直線だったが、
一方のヘンリーはまず血筋のせいで正式なマフィアには絶対になれない
という枷を負いながらもとにかく地道な努力で
一歩ずつのし上がった苦労人である。

そんな二人なので色々対立することもあったけど、
なんだかんだでそれなりに友情と信頼を育んでいくというのが中盤までの流れ。
ちなみにヘンリーはガンビーノファミリーとは同盟関係にある
ルッケーゼファミリーのメンバー、ボスであった1stのトミーは1967年に他界。

1980年、ヘンリーは組織を裏切りFBI側につくことを決める。
サミーから「なんでなんだよ!」と問い詰められたり「裏切り者!」
と罵られたりしたが、ヘンリーは「お前もいずれ俺の気持ちがわかる」
と言い残し1990年頃を境に二人は絶縁となった。

ヘンリーの予言通り翌1991年、
サミーもFBIに寝返り自らのボスであるゴッティを有罪に追い込むことになる。
全米最強を謳ったガンビーノファミリーが
ゴッティの有罪判決で事実上崩壊したことにより、
アメリカにおけるマフィア組織は一気に衰退し黄金時代の幕を閉じた。

すべての裁判が終了した後、サミーはかつてのヘンリーと同じく
証人保護プログラムに入り別人として生きることになった。
「この世界(マフィアの世界)に友情なんてない。あるのは裏切りだけだ」
と絶望しつつも、どこかで生きているだろう親友ヘンリーに思いを馳せた。

…という感じでこの物語は終わる。
ヘンリー・ヒルは2012年にロサンゼルスの病院にて69歳で逝去、
サミー・ザ・ブルことサルヴァトーレ・グラヴァーノは
2016年現在も存命である。