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一次創作ブログ

新版登場人物紹介:サマンサ・レヴィン

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名前:サマンサ・レヴィン(Samantha Levine)
愛称:サム(Sam)
性別:女
身長/体重:177㎝/61㎏
血液型:A型
出身地:不明
誕生日:12月27日

所属:マーダーインク
愛用拳銃:ワルサー PP
酒/タバコ:○/×
髪の色/瞳の色:赤/赤
一人称/二人称:私/あなた
主な登場部:本編2,3部。番外編『Lepke』

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マーダーインクのヒットマンの一人でレプケの秘書兼事務係。
年齢、出身地、過去の経歴すべてが不明。
噂ではレプケ同様軍役経験があるらしい。
性格はストイックで冷静、非常に機転が利き気立ても良い。
周囲のわずかな変化や不穏にも敏感で、
アルバートやカルロら同僚をさり気なく気遣ったり注意を促すことも。
パンツスーツ姿が通常だが、場合によってはスカートなども着用する。
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◆サマンサのイメージ曲:Madonna『Frozen』

◆サマンサのイメージ曲2:加賀美セイラ『孤独のヒカリ』





【サミュエル・“レッド”・レヴィン】(1903?-1972?)

ニューヨークのユダヤ系ギャングでマーダーインクに所属したヒットマン
その生涯についてはほとんど知られていない謎多き人物。
渾名の“レッド”はレヴィンの特徴的な赤毛に因んだもの。
正統派のユダヤ教徒であり安息日には決して殺しをしなかった。

オハイオ州トレドに生まれ、ニューヨークのローワーイーストサイドで育つ。
8歳にして学校を無断で休み、家計を助けるために働いていた。
15歳の時、年齢を偽りアメリカ海軍に入隊する。
しかし、ユダヤ人であったことと彼の赤い髪が虐めの原因となり、
他の船員から絶えず喧嘩を仕掛けられたと云う。
間もなくして彼はパナマで軍船から逃げ出し、再びニューヨークへ戻った。

ギャングとなったレヴィンは殺し屋として悪名を轟かせ
ラッキー・ルチアーノが抱える暗殺チームの一員となり、
1931年4月にベンジャミン・シーゲル、アルバート・アナスタシアと共に
イタリア系犯罪組織コーサ・ノストラのボスであった
ジョー・マッセリアを暗殺する。
そして同年9月にはマッセリアに代わり新たなボスとなっていた
サルヴァトーレ・マランツァーノを暗殺した。

暗殺組織マーダーインクで最も恐れられる殺し屋の一人として暗躍した彼は
1940年代のマーダーインクの衰退・崩壊と共に突如として姿を消した。
マーダーインクはリーダーのルイス・バカルターをはじめ
主要メンバーの多くが処刑または投獄されたが、そこにレヴィンの名はなかった。

FBIによるマフィア狩りを逃れた彼のその後の生涯については諸説あるが、
晩年はジェノヴェーゼファミリーの幹部が経営するリトルイタリーの
複数の社交クラブに頻繁に姿を見せていたと云われている。


◆レッド・レヴィンを取り扱った作品
・書籍『Mafia Allies. The True Story of America's Secret Alliance 
with the Mob in World War II』著:ティム・ニューアーク
・書籍『The rise and fall of the Jewish gangster in America』
著:アルバート・フライド
・書籍『Tough Jews. Fathers, Sons, and Gangster Dreams』
著:リッチ・コーエン
・書籍『New York City Gangland』著:アーサー・ナッシュ
etc.