新版登場人物紹介:マイエル・ランスキー
名前:マイエル・ランスキー(Meyer Lansky)
愛称:マイヤー(Meyer)
性別:男
身長/体重:161㎝/52㎏
血液型:A型
出身地:ロシア(ユダヤ系)
誕生日:7月4日
所属:ルチアーノファミリー
愛用拳銃:FN ブローニング M1910
酒/タバコ:×/×
髪の色/瞳の色:金/アイスブルー
一人称/二人称:俺、私/お前、そちら
主な登場部:本編1,2,3,4,5,6部
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ルチアーノファミリーのナンバー2。チャーリーの相棒であり無二の親友。
性格は真面目で少々頑なところもある。
猪突猛進なチャーリーやベニーの行動に目を光らせ、
彼らを日常的に戒めることが多く気苦労が絶えない。
私利私欲のために行動することが全くない反面、
組織の利益や売名になることには抜け目がない策士。
組織と組織の看板であるチャーリーを護るためなら手段を選ばない冷酷な一面も。
幼少期から頭脳明晰だったが、身体が小さく力勝負は今でもめっぽう弱い。
ベニーとはスラム街からの付き合いで、実の兄弟のように育った。
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◆マイエルのイメージ曲1:Vic Mignogna『Brothers』
◆マイエルのイメージ曲2:映画『シンドラーのリスト』より
【マイヤー・ランスキー】(1902-1983)
長年に亘りニューヨークで暗躍したユダヤ系ギャングの大幹部。
ラッキー・ルチアーノの右腕としてルチアーノ帝国の財政顧問を務めた。
初めて確立した人物としても知られる。
父マックス、母イエッタの長男として誕生する。
出生名はマイエル・スホフラニスキー。
1911年に家族と共にアメリカに渡りブルックリン、
そしてローワーイーストサイドに移り住んだ。
1916年頃、後に生涯の親友となるラッキー・ルチアーノに出会う。
当時ストリートギャングの用心棒をしていたルチアーノが
「アイルランド人から身を護ってやるから保護料を払え」とランスキーを脅した。
しかし、ルチアーノより5歳も年下で体格では全く敵わない小柄なランスキーは
物怖じすることなくルチアーノの申し出を突っ撥ねた。
以来彼らは唯一無二の親友となり、
共にニューヨークの裏世界を改革していくこととなる。
1930年代以降は、かつてアーノルド・ロススタインのもとで学んだ
高級賭博場や私設競馬場を展開させ支配した。
後に弟分のシーゲルがラスベガスに大規模なカジノ街を造るきっかけとなった。
また、シーゲルとは暗殺組織マーダーインクの発案と創設を行った。
1936年にルチアーノが強制売春容疑で有罪判決を受け
ルチアーノファミリーのトップが事実上不在状態になって以降、
代理ボスのフランク・コステロと共にルチアーノを投獄させて張本人で
政界進出を目指す検事のトーマス・E・デューイに
多額の資金援助をするなどして政界に強力なコネを築いた。
後にルチアーノは釈放されるが、再び別件で有罪となりアメリカを追放される。
コーサ・ノストラにも影響を与え続けたランスキーだったが、
またランスキー本人も表に立つことを嫌い終生影に徹していたため
長年の間その存在を重要視されることはなかった。
1950年代以降、マフィアの大幹部が対犯罪組織委員会に摘発されていく中でも
ランスキーは追及をかわし国内外を逃亡し続けた。
私生活としては、1929年にアンナ・シトロンと結婚し二男一女をもうける。
1947年に離婚し、翌1948年にセルマ・シュヴァルツと再婚する。
晩年はマイアミに移住し簡素ながら平穏な余生を送った。
1983年、肺癌により逝去。(満80歳没)
一説には密かに数億ドル以上の遺産を残したと云われている。
後妻のセルマら遺族に相続された遺産はごく一部にすぎず、
残りの「失われた遺産」は現在でも発見されていない。
◆マイヤー・ランスキーを取り扱った作品
・映画『モブスターズ/青春の群像』演:パトリック・デンプシー
・ドラマ『The Making of the Mob:New York』演:イアン・ベル
・ドラマ『The Gangster Chronicles』(※役名はマイケル・ラスカー)
演:ブライアン・ベンベン
・映画『ランスキー/アメリカが最も恐れた男』演:リチャード・ドレイファス
・書籍『マフィアの興亡』編:タイム・ライフ
・書籍『アメリカを震撼させた男たち』著:ヒロ服部
・書籍『Little Man:Meyer Lansky and the Gangster Life』
著:ロバート・レイシー
etc.
※新しい設定、情報などは随時記事に追記、
その後コメント欄にてお知らせ致します!