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一次創作ブログ

【MOBSTERS】ネタノート(2)


いっぱいになってきたので本日より(2)に移ります。【2015.02.26】




≪9月9日:五大ファミリー≫

1931年、コーサ・ノストラのボス・マッセリアの死後
新たにニューヨークマフィアの頂点に立ったマランツァーノによって
それまで点在していた数千人のマフィア(構成員)とギャング(準構成員)が
五つのファミリーにまとめられた。

ガリアーノファミリー(後のルッケーゼファミリー)
…ボスはトミー・ガリアーノ、アンダーボスはトミー・ルッケーゼ。
トップの二人と同類の奇人変人ばかりが集まったファミリー。
構成員は取り分け優秀というわけではないが、
それぞれがある一面に非常に特化した才能をもっていることが多い。
準構成員以下の部下なら純潔、混血を問わず招き入れる。
五大化前はマランツァーノ陣営だった。
主にニューヨーク市内の建設会社の元締めを担当した。
1951年のガリアーノ死去に伴い、ルッケーゼが二代目ボスに就任。
ルッケーゼ政権においてはさらにユーモラスな人材が多く集まるようになった。

プロファチファミリー(後のコロンボファミリー)
…ボスはジョセフ・プロファチ。
慎重派、穏健派の人間が多く集まるファミリー。
表面上は他ファミリーの抗争などに関与せず、常に中立の立場を保ち
一切の抗争活動が禁じられている中立地帯を有しており、
話し合いの場として他ファミリーのメンバーも利用している。
五大化前の抗争中は中立と称しながらも、
抗争終盤では事実上マランツァーノ陣営に傾倒していた。
ビジネスとしては、イタリア産食用品密輸業の独占権を有していた。
1962年のプロファチの死去に伴い、ジョセフ・コロンボが二代目ボスに就任。

マンガーノファミリー(後のガンビーノファミリー)
…ボスはヴィンセント・マンガーノ、アンダーボスはアルバート・アナスタシア。
五大化前の抗争ではマッセリア陣営とマランツァーノ陣営を変遷していたため、
五大化後も処理に困った行き場のない人間が集められた。
40年代まではマーダーインクの構成員であるユダヤ人が
準構成員以下のメンバーとして最も多く在籍していたが、
その後マーダーインクの解体とともにメンバーの多くが極刑を受けた。
主に湾岸区域を支配し貿易業を担当した。
1951年にアナスタシアがマンガーノを暗殺し、自ら二代目ボスに就任する。
しかし1957年にはアナスタシアも暗殺され、
当時アンダーボスだったカルロ・ガンビーノが三代目として後を継ぐこととなる。
それまで立場の弱かったマンガーノ・ファミリーは
ガンビーノ政権下において、五大ファミリーで最強最大のファミリーに成長する。

ボナンノファミリー(マランツァーノファミリーから派生)
…ボスは事実上サルヴァトーレ・マランツァーノであり、
ジョセフ・ボナンノは名目上のボスを務めていた。
ボナンノは五大ファミリー中最年少の26歳でのボス就任となった。
マランツァーノ政権下から一貫して知力・教養に優れた人間のみが厳選された。
五大ファミリーの中では最もシチリア人至上主義で純潔を重んじる保守派で、
他民族(シチリア以外のイタリア人を含め)を一切信用せず寄せ付けない
非常に排他的なファミリーでもあった。
そのためかファミリー内での結束力は非常に高い。
主にニューヨーク市内の不動産業、保険業など幅広い商業で財を成した。

ルチアーノファミリー(後のジェノヴェーゼファミリー)
…ボスはチャーリー・ルチアーノ、アンダーボスはヴィトー・ジェノヴェーゼ。
五大化前から革新的な発想力を有する人間が集められたファミリーだった。
準構成員以下に他民族・混血の人間を最も多く抱えている拓けた組織である。
五大化前の抗争中盤からマッセリア陣営に付いていたが、
最終的にマランツァーノ陣営に吸収されマッセリアを暗殺する。
しかしこれまでと異なる新たなマフィアのビジネス社会を構成するため、
旧時代のボスであるマランツァーノを暗殺し、ルチアーノ自らがトップに立つ。
主に酒の密輸と賭場事業を担当した。
1936年のルチアーノの国外追放とジェノヴェーゼの国外逃亡に伴い、
フランク・コステロがファミリーの代理ボスを務め、後に正式にボスに就任する。
しかし帰国したジェノヴェーゼの内部抗争によって
コステロは敗北しボスの座を退き、ジェノヴェーゼが三代目ボスに就任した。




≪9月2日:親族≫
メインキャラの史実の親族を調べました。
創作バージョンでも設定してあって
ストーリーに少なからず絡んでくる人物のみ太字で表記します。

【チャーリー】父:アントニオ母:ロザリア、兄:バルトロメオ
弟:ジョゼッペ、妹:フィリッパ、妹:コンチェッタ
【マイエル】父:マックス、母:イエッタ、弟:ジェイク、妻:アンナ、
息子:バディー、息子:ポール、娘:サンドラ、妻:セルマ。
【ベニー】父:マックス、母:ジェニー、姉:エセル、兄:モーリス、
妻:エス娘:バーバラ娘:ミリセント
【フランク】父:ドン・ルイージ、母:マリア、兄:エドワード、妻:ロレッタ

【レプケ】父:バーネット、母:ローズ、妻:ベティ、義子:ハロルド。
アルバート父:ラファエロ、母:ルイーザ、弟:アンソニー
弟:フランク、弟:ジョセフ、弟:ジェラルド、弟:サルヴァトーレ、
妻:エルサ、息子:アルバートJr.。
【カルロ】父:トンマーゾ、母:フェリーチェ、兄:ガスパール
兄:ポール、妻:カタリーネ息子:トーマス、息子:ジョセフ、
息子:カルロ、娘:フィリス。



≪7月25日:愛用拳銃≫
※()内は(全長、重さ、使用弾、装弾数、製造国)です。

【ルチアーノファミリー】
チャーリー⇒S&W M13
(204mm 640g .357マグナム 6 アメリカ)
マイエル⇒ベレッタ M1919
(115mm 340g .25ACP 8+1 イタリア)
ベニー⇒RSAF エンフィールド No.2 MkⅠ
(260mm 765g .380エンフィールド 6 イギリス)
フランク⇒コルト M1911
(216mm 1077g .45ACP 7+1 アメリカ)

【マーダーインク】
レプケ⇒FN ブローニングベビー
(104mm 275g .25ACP 6 ベルギー)
アルバート⇒S&W M1917
(270mm 1000g .45ACP 6 アメリカ)
カルロ⇒ワルサー PPK
(154mm 568g .380ACP 6+1 ドイツ)
サマンサ⇒ワルサー PP
(173mm 682g .380ACP 7+1 ドイツ)

【1部】
カポネ⇒S&W M13
(204mm 640g .357マグナム 6 アメリカ)
マッセリア⇒コルト シングルアクションアーミー
(276mm 1150g .45ロングコルト 6 アメリカ)
マランツァーノ⇒ナガン M1895
(230mm 750g 7.62mm×38ナガン 7 ベルギー)
マッド⇒グリセンティ M1910
(206mm 850g 9mmグリセンティ 7+1 イタリア)

【2部】
ダッチ⇒ルガー P08
(230mm 870g 9mmx19パラベラム 8+1 ドイツ)
バンピー⇒コルト M1911A1
(216mm 1077g .45ACP 7+1 アメリカ)
クイーン⇒レミントン デリンジャー
(124mm 312g .41リムファイア 2 アメリカ)

【4部】
ミッキー⇒S&W M10ミリタリー&ポリス
(237mm 870g .38スペシャル 6 アメリカ)
エトウ⇒南部十四年式
(230mm 920g 8mm×22南部 8+1 日本)

【5部】
ヴィトー⇒トカレフ TT33
(194mm 858g 7.62mm×25トカレフ 8+1 ソビエト)
トミー⇒モーゼル HSc
(160mm 596g .380ACP 7+1 ドイツ)
ジョセフ⇒FN ブローニング M1910
(151mm 570g .32ACP 7+1 ベルギー)



≪7月2日:ジョセフの恋物語※BL風味≫

マランツァーノ亡き後、すっかり意気消沈してしまったジョセフ。
もう二度とあんな熱い想いを抱くことはないだろうと思っていた。
ある日ジョセフのファミリーに新入りの若い男がやってくる。
ジョセフのことを前々から尊敬しており何とか役に立とうとするんだけど、
如何せん生来のドン臭い性質が災いして叱られっぱなしの毎日だった。
しかしジョセフも生来の几帳面な性格が災いして逆に放っておけなくなり
「まったく最近の若いのはこんなこともできないで…」とか云いながら
身繕いから全部あれこれ世話してる内にお互いに馴染んできた。

叱られても貶されても一心に自分を慕い続ける若男に
「こんなはずない…」と思いつついつの間にか二人でデートする仲に。
恋をすることで傷ついた心は癒されていったものの何だか違和感。
自分はこの若男を傷心の穴埋めにしているだけではないかと何だか罪悪感。
でもお父様の代わりになれる者なんているはずがない、
そもそもお父様に抱いていた想いは恋だなんて甘っちょろいものじゃない、
やっぱり私にはお父様を崇拝し続けることしか本当の癒しはない、
こんな慰めの恋は真実じゃない!と考え態度を一転若男を冷たく撥ね退ける。

最後はジョセフから「我がファミリーのために
気立てのいいシチリアの女と結婚しろ」と別れを告げる。
若男も「敬愛するボスの命令ならば」と潔く退く。
結果二人ともすっきり再スタートして一件落着。


…的な物語が1部終了から5部が始まるまでの間に
あったらいいなぁと思いました^ω^

ちなみに相手の若男は長身痩躯のガッシリ型。
よく見たらハンサムなんだけど本人に自覚はなく
謙虚な性格なので同僚や先輩からも可愛がられてる模様。
将来は立派なマフィアの幹部になって、
実はジョセフの実在の側近の誰かでしたってオチが
5部のどこかで分かればいいかな、なんて思いました^ω^



≪7月2日:ベニーの密かな楽しみ≫

夜、ヴァージニアの家に花を持ってアポなし訪問。
とりあえずその旨を一通り怒られてから食事に誘う。
とりあえずその旨に一通り文句云われてから
「用意するから一時間待ってて!」と云われる。
結局玄関先で二時間待たされる。
そしてヴァージニアが急いで家から出てくる。
「…あら、もう帰ったかと思ったわ」と余裕(?)を見せるヴァージニア。
「朝まででも待つよ。君が『待ってて』」って云うなら」
微笑みながら改めて花束をヴァージニアに。

←これがやりたくてアポなし訪問してる。
でも8割方「帰れ」で一蹴されるから結構捨て身(笑)



≪6月22日:髪色≫

◆金髪組
マイエル⇒イエローブロンド
レプケ⇒ゴールデンブロンド(ミディアム)
カルロ⇒プラチナブロンド
ミッキー⇒ゴールデンブロンド(ダーク)
ヴァージニア⇒ゴールデンブロンド(ライト)

◆茶髪組
チャーリー⇒ロイヤルブラウン
フランク⇒プラチナベージュ
アルバート&ダッチ&ジョセフ⇒ダークブラウン
トミー⇒モカオレンジ
ヴィトー⇒エレガンスアッシュ&ナチュラルアッシュ

◆黒髪組
ベニー⇒ブラック(ハイライトグリーン)
マランツァーノ⇒〃(ハイライトブルー)
エトウ⇒〃(ハイライトレッド)
カポネ⇒〃(ハイライトパープル)

◆銀髪組
マッセリア&バンピー⇒アッシュグレー
マッド⇒パープルシルバー

◆赤髪組
サマンサ⇒ルビン
エイブ⇒ラベンダー&プラム(元の色はフラクスンブロンド)



≪6月16日:タロットモブスタ≫

0愚者⇒エイブ
1魔術師⇒ロスティン
2女教皇⇒サマンサ
3女帝⇒クイーン
4皇帝⇒マッセリア
5教皇マランツァーノ
6恋人⇒ベニー&ヴァージニア
7戦車⇒カポネ
8力⇒バンピー
9隠者⇒ダッチ
10運命の輪⇒ミッキー&エトウ
11正義⇒フランク
12吊られた男⇒ヴァラキ
13死神⇒レプケ
14節制⇒ジョセフ
15悪魔⇒トミー
16塔⇒ヴィトー
17星⇒マイエル
18月⇒マッド
19太陽⇒カルロ
20審判⇒アルバート
21世界⇒チャーリー



≪3月31日:あったらいいなモブスタスピンオフ/マイエル編≫

亡きベニーの遺都ラスベガスが実業家に買収されそうになって、
それを聞きつけたマイエルがラスベガスに赴き、
街の利権を賭けてカジノで勝負する話。
勝利条件はベニーがフラミンゴホテルを建てた費用と同じ
600万ドルのチップを先に手に入れた方が勝ち。

勝負の立会人としてジョセフが同行。
そこでジョセフはマイエルのゲームを観て数字の才能や金儲けの才能、
そして窮地での勝負強さに胸打たれて、犬猿の仲だった彼をようやく認める。
延いては彼の相棒チャーリーへの誤解も多少なりとも和らいだ。

結果、相手方の強敵ディーラー集団を負かして勝利するマイエルだったが、
彼は600万ドルのチップを相手に渡し自ら負けを宣言する。
彼はラスベガスは低迷期に陥った今のマフィアの手の内にある限り
もう発展の余地はないと考え、初めから利権を手放すつもりだった。

マイエルが自らラスベガスに赴き勝負を仕掛けた理由は、
ベニーの街を引き継いでくれる人物に直接会い、
ゲームを通してその力量と信念の強さを確かめたかったからだった。
チップと共に「ラスベガスと弟の遺志を頼む」と云い残し、
彼は二度と表の世界に姿を現わさなかった。



≪3月23日:住まい≫

◆チャーリー
 1部ではニューヨーク市内で比較的静かな郊外のアパートに一人暮らし。
やや手狭でいつも散らかっているので自分から部屋に人を呼ぶことはないが、
流れで来られることになったら仕方なく上げる。
時々見かねたマイエルが大掃除のため勝手に乗り込んでくる。
 2部から4部までは経済的にも社会的にも権力者になったためマイエルの勧めで
ニューヨーク中心地の高層ビルの最上階をワンフロア丸々自室にして住んでいる。
しかし貧乏生活が長かったせいか、贅沢な暮しに慣れるのに時間がかかった。
 6部ではイタリアのナポリに邸宅を設けて住み、後に愛人を迎える。

◆マイエル
 ルチアーノ事務所の近くの高級マンションに一人暮らし。
部屋は広いが物がほとんどなく、壁も剥き出しでカーテンも閉め切られている。
チャーリー以上に頑なに人を部屋に寄せ付けない。
 裏設定では結婚後にニューヨークから離れた所に邸宅を設けている。
しかし仕事の関係でニューヨークを離れることがあまりできないため、
以前住んでいた高級マンションをそのまま借上げ
一人でそっちに住んでいることがほとんどだった。

◆ベニー
 1部ではアパート住まいだか、2部以降はニューヨークに本宅を建て
その後東海岸の各所に次々と別宅を購入した。
チャーリーやマイエルと違って人(主に女性)を招くこと好きなので
ホームパーティーが開けるくらい大きな部屋に
庭にはプールやテニスコートなど遊技場が多数整備されている。
 4部ではロサンゼルスに自身の別宅を購入し、
その上ヴァージニアのために彼女専用の住まいを作った。
妻子はニューヨークの本宅に住まわせているが、自身はロスに一人住まいをし
後にヴァージニアと同居することになる。

◆フランク
 1部から通してニューヨークの外れの静かな場所に設けた一軒家に住んでいる。
ガーデニングや家庭菜園が好きな妻と
遊び盛りな子供達のために広い土地を購入した。
自身もベランダで庭のハナミズキを眺めながら
コーヒーを飲んだり新聞を読んだりするのが好きなので庭の整備は欠かさない。

◆レプケ
 2部から通してニューヨーク市内の高級ホテルのスイートルームを
数ヶ月間貸切りにし定期的に同じような高級ホテルを移動して住んでいる。
ホテルの従業員や客などはフロアに一切近付けないようにしており、
サマンサにのみ入室を許可して部屋の掃除などもしてもらっている。

 2部から通してニューヨーク市内のアパートに一人暮らし。
マイエル並みに頑なに人を寄せ付けないが若い頃から仕事の上で
パートナーシップを組んできた実弟を部屋に招くことはある。
 5部ではいちファミリーのボスにのし上がったことで
高層ビルの上層階に住まいやオフィスなどを設けてた。

◆カルロ
 2部から通してニューヨーク市内の小さな一軒家に妻子と一緒に住んでいる。
露店などが連なる街中で、休日にはそこで妻と買い物をしたりする。
実はその露店街の元締めでもあるが、店の人間からは慕われている様子。
家の裏に小さな庭を作って、騒がしい都会のストレスをそこで癒している。

◆サマンサ
 2部3部とニューヨーク市内のアパートに一人暮らし。
アパートの他の住人などとは普通に御近所付き合いをしている模様。
インテリアは女性らしくオシャレで常に整理整頓が行き届いている。
愛猫専用の一室を作って、休日には一緒に遊んで楽しむのが趣味。



≪3月20日:マーダーインクの内情≫

マーダーインクはニューヨークマフィアの
総本部コーサ・ノストラ直属の暗殺会社。
主な仕事は暗殺や諜報などの裏仕事だが、
そのカモフラージュのため表向きは高利貸しの金融会社を装い
裏仕事に必要な費用の一部はこちらで補わられている。
(ほとんどの運用費はコーサ・ノストラから下りている)

またニューヨーク市内に複数のダミー会社を所持しており、
どれが本物なのかはマーダーインクの構成員を除けば
ごく限られた人間しか知らない。
(本社に行く時も車を数回乗り換えたり、
道を遠回りしたりなどの警察対策が取られる)

社長のレプケは主に金融業の方を経営しており
秘書のサマンサもこちらの管理業務を主としている。
暗殺業などは実質アルバートが最高司令官として指揮を執っている。
(ただしコーサ・ノストラからの処刑命令はまず必ずレプケに直接下される)

構成員のほとんどはコーサ・ノストラを形成する
五つのファミリーのいずれかに所属し
両組織のメンバーとして活動していることが多い。
レプケ、サマンサ、エイブは所属ファミリーがないが
アルバートとカルロはマンガーノファミリー
(後のガンビーノファミリー)の構成員。

構成員の出生、経歴、住所、親族などの個人情報は綿密に調べられ
すべての資料がマーダーインク及びコーサ・ノストラに保管されている。
素性の分からない不穏分子は絶対に懐に入れないというのが鉄則だが、
後にエイブは例外中の例外としてマーダーインクの特別構成員となる。

実はレプケとサマンサの素性もレプケ本人によって一部書きかえられている。
それはレプケとサマンサの過去の繋がりを示すもので
他人に知られれば後々彼らの弱みになる可能性を危惧して削除された経歴。
マイエルはこの空白部分を不審視しており、二人を密かに注意深く監視している。



≪2月26日:ジョセフの許せない人種ランキング≫

1位:チャーリー
…私怨色々で殿堂入り。
多分物語が終わるまで解り合うことはないだろう。

2位:顔が悪い
…カルロとトミーの不細工ズなんか視界に入れただけで目が腐ると思ってる。

3位:態度が悪い
…マナーやエチケットのなってない奴はトイレに流されろこの汚物がと思ってる。

4位:頭が悪い
…決して好きにはなれない人種ではあるが、
自分より頭の良い人間なんて最初からいないと割り切ってるので
自分のヨイショ要員になりうる都合のいい操り人形はある程度許容範囲内。

5位:センスやタイミングが悪い
…主に自分の好みやペースに合わない奴が嫌い、なんかどっかズレてる奴も嫌い。
予定や計画がスムーズ&スピーディー&スマートに進まないとブチ切れる。


ちなみに本人は自分の感覚がズレてるなんてこれっぽっちも思ってない。
ボスへの過剰愛なんてむしろこんなもんじゃ足りないくらいだと思ってる。
そして一番虚しいのはそんな自分が周りから避けられて孤立しているのに
全く気付いていないこと。

自分をマフィア界の高嶺の華と信じて疑わず、
頭お花畑のまま百年近く生きたジョセフ。
もしかしてモブスタキャラの中で一番幸せだったのってこいつじゃなかろうか?